魚の絞めや血抜き、エラや内蔵を取るのに便利な魚を捌くための魚締めハサミ。場合によってはナイフよりも有用な事も多いです。私は奥様から譲り受けたキッチンバサミを愛用していたのですが、自分で研いだりしたけど最近切れ味が悪くなってきました。
ということもあって魚を締めたり捌いたりする専用ハサミを色々と物色。人気の魚締めハサミから実際に購入したものなどを紹介します。想像以上に快適なのでおすすめですよ！
魚締めハサミってどんなの？
魚を締めてエラやヒレを外したり、血抜きするのは魚を美味しく持って帰るために必須の作業。魚を3枚に捌くのはナイフや包丁の方がやりやすいですが、これらの下処理は釣り用の魚締めハサミを使った方がスピーディーにできる場合が多いです。ちなみに私のように使い古したキッチンバサミや100均キッチンバサミなどでも良いですが、やっぱり専用に開発された魚締めハサミは快適。魚の太い背骨や硬いヒレなんかもサクサクと切れます。
厚刃で剛性が高い
普通のハサミと比べて刃が分厚くて強いです。刃の厚みは商品によりますが2.5mm〜4mmぐらい。
オールステンレス製で錆びにくい
海水に晒される場合が多いので部品も含めてオールステンレス製。ステンレスじゃない部品が混ざっていると直ぐに錆びてしまいます。
力が入れやすいグリップ形状
プライヤーのような形状のグリップや、指を入れるところが大きくなった物が多く刃に力が入れやすくなっている。
ちょっと小ぶりなサイズ
持ち運びがメインなので一般的なキッチンバサミより小振りなサイズ。全長20cm前後の物が多いですが、用途（魚のサイズ）に合わせてより小さいサイズもあります。
おすすめ釣り用の魚締めハサミ
魚専用のハサミで個人的に迷ったのは以下の3種類。
最も手頃で評価が高かった「SK11 万能はさみ オールステンレス」
SK11 万能はさみ オールステンレスは185mmのショート版と200mmのロングバージョンがあります（ショートとロングの差は刃渡りの長さで1.5cm違いです）最も魅力的なのはアンダー2,000円というお手頃価格。万能ハサミということで魚には勿論色んな用途に使えます。口コミの評価も良くアマゾンでは一番人気のハサミでした。名前の通りオールステンレスでサビにも強く4mmある厚刃で硬い魚の骨なども断ち切れる強さがあります。グリップはプライヤー式。ショート版だと1,200円程とかなり安いです（2021年11月2日現在）
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サイズの種類が豊富な「魚絞めマルチシザース」
釣具メーカー「ささめ」から発売されているのが「ヤイバ 魚絞めシザース」シリーズ。小型魚から大型魚まで対象にした4種類のサイズから選べます。結局これにしたのですが、ヤイバが何回読んでもヤバイに見えるのは私だけでしょうか。
選んだのは全長189mmの通常サイズ版。アジなどの小型魚には少し使いにくいかもしれませんが、大型魚までカバーできそうなので、このサイズにしました。
グリップが大きめで刃が短めなのもあり力が入りやすく、ハマチやメジロぐらいの青物の背骨ぐらいなら、そんなに力を入れなくてもサクサク切れます。まだ使っていませんがタチウオを締めるのに重宝しそうです。中々良い感じなのでおすすめです。
プロユースな「MCCマリンカッタ(水産用万能バサミ)」
最後はこちら「MCCマリンカッタ(水産用万能バサミ)」。元々は田中製作所という会社が製造していた商品に人気が付いたようですが、そこでは既に生産してないようで、見た目や形状が同じものをMCC社がリリースしています。口コミでは使い勝手や切れ味も同等でよく切れ・頑丈ということで非常に人気があります。特殊ステンレスを使っていてサビに強いのも特徴。グリップはプライヤー式で握ると切れる方式です。
