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日本海でジギングに挑戦!初心者目線でレポートします。

日本海丹後半島で初めてのジギング

日本海丹後半島で初めてのジギング

こんにちは。あっという間に12月、師走ですね。何だかんだとバタバタして更新が滞りました(汗)

さて、先週末、11月頃よりシーズンインした「ブリ・メジロ・ハマチ」を狙いに日本海の丹後半島へジギングに行ってきました!

えーと、ジギングは今回がはじめての初心者です。ずっとやってみたかったのですが、中々チャンスも無く、いきなり1人で行くのはちょっとハードルが高くて・・・・。そんな中、ベストシーズンですが、たまたま週末のキャンセルが出たらしく、嬉しいことに誘ってもらえました!

右も左も分からなかったので、誘ってくれたHさんに道中の車内、実釣中の船内でと、色々と教えを請いながらの釣行。いや〜、本当に楽しくて勉強になりました、Hさんありがとう!

日本海でジギング!初心者目線でレポート

日本海 丹後ジギング船 「ヴィーナス」の出港場所

日本海 丹後ジギング船 「ヴィーナス」の出港場所

今回のポイントは、日本海の丹後半島。久美浜から出港している日本海 丹後ジギング船 「ヴィーナス」さんにお世話になりました。優しく丁寧な船長さんで本当に良かったですよ!

大阪をAM3時頃に出発、5時30分頃に現地到着。約2時間30分程の道のり。

途中、我々の乗った車を勢い良く抜かして行った車が、少し先の方で急ハンドル「なんだっ?」と思ってると、道のド真中に「鹿」がお尻を向けて立っているではないですか!「おー怖っ」。「前の車の挙動を見てなかったら轢いていたかも」とHさん。

話を聞いてると、日本海にジギングに向かう途中の道路(兵庫県北部あたり)は、よくシカが出没するとのこと。当日も実際、轢かれてるシカが道に残っていました・・・鹿とぶつかると車がボコボコにってこともありえますので、本当に気をつけないとヤバイですね。行かれる方はくれぐれも気をつけて下さい。

日本海 丹後ジギング船 「ヴィーナス」は久美浜のこの辺りから出港↓

ジギング船での釣座の確保

出港場所に到着したら、まず釣座の確保に船に向かいます。真っ暗な中ですが、船上での釣座を確保するためにロッドを置きに行きました(船長も勿論まだ来てません)。足元も暗いので海に落ちないように。

今回は左舷の胴の間と呼ばれる場所にHさんと並んで確保。我々が到着したのは5時30分頃でしたが、早い人は前日の夜中あたりに来て釣座を確保し、仮眠して出港時間まで待つようです。自分の好きな場所を確保したい場合は、かなり早めに現地到着する必要がありますね。

ちなみに、今回は先着順でしたが、釣座の確保は「くじ引きで決める」「受付順」などジギング船によって異なるようなので確認が必要です。

船上の釣座のメリット・デメリットは下記が分かりやすいです。参考までに。

http://tsuri-kahoku.jp/howto/2015/04/107251.html

日本海(丹後半島)で使用したジギングタックル

今回使用したジグ達

今回使用したジグ達

今回はジギング入門ってこともあり、Hさんにロッドとリールをお借りしました。

リールは旧ツインパワーの5000HG、ロッドはソルティガの少し固めのロッド。ラインはPE2号にショックリーダーは10号(40LB)を10m程。ショックリーダー10mって長い!ジギングならではですね。

メタルジグは、何種類か教えてもらった中で店頭においてあって購入できたのが「シャウト(Shout)のステイ(Stay)」。シャウトは釣番組でよく見ますし、アシストフックなんかは購入した事があります。

ちなみに、他に教えてもらったメタルジグは「2dajig」「Namujig」。2dajigは最近、人気過ぎで、どこも売ってないとのこと。Namujigは取扱店が少ないようで、私の行きつけのとこには置いてなかったです。

ジギングでの鉄板カラーが、「赤金」「ブルピン」で、「シルバー」もあれば良いかなって事だったので、200gの赤金とブルピン、160gの赤金とシルバー、130gの赤金と、1つだけジグパラのブルピン120gを購入。

VANFOOK スピア シングルアシスト

VANFOOK スピア シングルアシスト

フロント用フックはVAN FOOKのスピア シングルアシストの#4/0と#5/0。太軸でかなり強そうなフックです。色々使ってこれに行き着いたと言ってたので、かなりおすすめとのこと。

ジギングに必要な道具(ある方が良いなと思ったものなど)

実際に今回ジギングに行ってみて、初心者目線で「これは必須だな〜」とか、「これ持っていった方がよかったな~」と思ったものです。事前に教えて貰っていたものも含めて列挙してみます。

酔い止め(アネロン)
朝7時頃から夕方17時頃まで長時間、船の上です。あまり揺れない場合は良いでしょうが、日本海となるとそうはいきません。出港の1時間前ぐらいに飲みましょう。今回もお天気は良かったのですが、波は1.5m程あり結構揺れました。酔い止め飲んでたのですが、寝不足だったのもあり、初めてのジギングで午前中に少しやられました・・・。1時間程休憩したら復活しましたが。

防水ブーツや長靴。
釣れてすぐに「血抜き」を船上で行います。魚も暴れるので血が飛びますし、頻繁にバケツで海水をすくい船上をじゃーっと洗い流すので、ブーツや長靴は必須です。

汚れても良いパンツやアウター
長靴と同じ理屈ですが、血抜きの時にズボンや上着が血で汚れます。撥水や防水効果のある上下は必須です。

ライフジャケット
当たり前ですが、着用した方が良いです。激しく腕を動かすので、邪魔にならないタイプ(腰に巻くタイプとか)が良いと思います。持っていくのを忘れた場合は、おそらく船長が貸してくれると思います。

防水のタックルバッグ(バッカンのようなもの)
海水や血などが流れてくるので、中に入れたものが汚れないタックルバッグや、兼用できる大型クーラーボックスが必須です。

大型クーラーボックス
今回のポイントでは最大1m近い鰤が釣れるので、それを入れられるような大型クーラーボックスが必要です。氷は基本的に船側で用意してくれるとのこと。そんなでかいクーラー持ってないので、Hさんに入れてもらいました。

着替えとゴミ袋
釣行が終了した後に、海水や血にまみれたパンツやアウターを着替える必要があります。汚れた服を入れるゴミ袋みたいなものもあると良いですね。

しっかりしたプライヤーとプライヤーホルダーみたいなの
メタルジグを変えたり、魚が釣れた場合にフックを外したりと想像以上に出番が多いです。使いやすいプライヤーと腰あたりに装着できるようなプライヤーホルダーがあると非常に便利だと思います。プライヤーホルダーが今回無かったので、不便でした。プライヤーは必須です。

血抜き用フィッシングナイフや神経絞めツール
魚が釣れたら基本的にすぐに血抜きと神経絞めを行います。フィッシングナイフは必須、神経締めはしない人もいるので、やりたい方は用意して下さい。

タオル
手を拭いたり、タックル拭いたりと汚れても良いタオルが2枚程あると良いです。すぐに手を拭けるように、腰あたりにぶら下げている人も結構いました。

グローブやホッカイロ、ネックウォーマーなど
今回は天気が良く暖かかったので必要ありませんでしたが、これからどんどん寒くなると指先や首元が冷たくなります。恐らく寒いと釣りどころでは無くなると思うので、出来る限りの防寒準備をする方が良いです。

飲み物や食べ物
8時間以上船の上ですし、気分が悪くなる場合もあることを考えると、ペットボトル2本分ぐらいは飲み物を持っていく方が良いです。私は今回500mlのお茶だけで途中でなくなりました。後はお昼ごはんは勿論ですが、チョコレートやお菓子的な気分に合わせて口にできる食べ物を少し用意しておくと良いと思います。

初めてのジギング、はたして釣果は?

ハマチ

50cm程のぷりぷりハマチ

午前中は80m〜140mまでの鰤やメジロなど大型狙いのポイントを転々としながら、ジグを落としていきました。

シャウト ステイ 160gの赤金からスタート。最初の感想「ジグが想像以上に重たい・・・」。当たり前ですが、100m前後まで落とそうと思うと160gのジグでも、そこそこ時間がかかります。

日本海のジギングメソッド「丹後ジャーク」

予め車中で聞いていた日本海のジギングメソッド「丹後ジャーク」を見よう見まねで真似します。左ハンドルを使ってるのですが、最初の早巻きが難しい・・・。試行錯誤しながら、練習兼ねてジャークしますが出来てるのかもよく分かりません。

ちなみに日本海は殆ど根掛かりしないということ。実際、私も1回も根掛かりしなかったです(根掛かりらしきものも無かった。)

↓参考:丹後ジャーク。これを延々と繰り返します。

周りを見てると、左舷トモのおっちゃんが2箇所目ぐらいのポイントで早々にヒット。鰤かメジロクラスと、まぁまぁ良いサイズ。「おぉ〜結構すぐ釣れるんや、これはいけるんちゃう?」と内心思いながら続けますが、そんなに甘くなく、全くアタリなし・・・。

同じおっちゃんが、同様のサイズをヒット。でも、そのおっちゃん以外は特に釣れてない様子で、どうも喰いが渋いよう。

ジギングの流れ

ちなみに、ジギングの流れですが、簡単にいうと下のような感じ。

  • 船長「100m ボトム付近で感度」しばらく皆でジギング
  • 群れが遠ざかったり釣れない状態になると船長から「上げて下さい」
  • ポイント移動
  • 船長「130mボトム付近で感度」

こんな感じを繰り返しながら、活性の高い群れを探し釣っていきます。

感度っていうのが、魚が入ってきている事で、ボトムから20m付近、中層など、その都度船長が狙う層を指示してくれます。

140mぐらいの深場から200gのジグを巻いてくるだけで、リールを巻く左手が痛い・・・。着底後すぐに「上げて下さい」って言わんとって欲しいな〜とか途中で思ってました(笑)

7時30分から11時頃までアタリもなく、過酷な修行のようなもの。それにしても同船者の人達は凄い、ずっとシャクリ続けてます。そのうち腕がもげるよ。

ジギングで初ヒット!

鰤とハマチ

鰤がデカすぎてハマチが小さく見える!

さすがに疲れきてたので、少し休憩しつつやっていると、Hさんが隣で鰤をヒット、めちゃデカイ!(↑写真80cmぐらいのブリ)。

チャンスですよ!って事だったので、必死こいて丹後ジャークしてると、50cm程のぷりぷりのハマチをゲット。よく引いて重たかった〜。

ハマチ祭り!?

その後、80m前後の浅場にポイント移動すると14時頃からプチ「ハマチ祭り」開催。ずっと釣れてなかった皆さんも、40cm〜60cm程度のハマチを釣りまくり。1人5〜10匹前後は上げてたんではないでしょうか。

かくいう私も最終的には10ヒット6キャッチ4バラシぐらいで、前半どうなるかな〜と思ってましたが、初ジギングめちゃめちゃ楽しめました。

ジギング終了後は?

港について、荷物をおろした後、船にいる船長に代金を支払ます。日本海だと大体相場は12,000円から13,000円程。

港には真水を積んだ軽トラが待っていて、そこでタックルを軽く洗う事ができます。後は帰り支度をして、疲れているので気をつけて帰路に。

次回は、ロッドやリールも含めてマイタックルを揃えてブリ、メジロクラスの大型を釣りたいな〜。

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つりにいく

海のルアーフィッシングや船釣りなどを楽しんでいます。気になるタックルや実際に使った釣具インプレなどを掲載しています。関西を中心とした釣行記もアップしています。

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