
15ソルティガ4500H
最新ジギングリール(スピニング)を紹介します。入門向けのコストパフォーマンスに優れるものから、個人的に欲しい最強ハイエンドモデルまで!2020年時点の最新オフショアスピニングリールを含んでいます。めっちゃ欲しい!!
目次
ジギングリール(オフショア)とは?

ジギングリール(オフショア)
オフショアジギングでは、大型スピニングリールやベイトリールを使用します。大型魚の引きは非常に強く、また船の上では常に波しぶきを被る状態なので、使用するリールは堅牢でパワフルなモノが良いですね!このページでは主にオフショア用スピニングリール(近海の青物狙い向けオフショアジギング用)について紹介しています。
スピニングリールのメリット

15ソルティガ
オフショアジギングでスピニングリールを使用するメリットとしては、やはり「速く巻けること」。ベイトリールでも早巻きは可能ですが、やはりスピニングリールの早巻きには勝てません。逃げ惑う小魚を演出するには、スピニングリールのスピードが非常に有効です。またスピニングリールの方がベイトリールよりもドラグ力が大きく優れている場合が多いです。
ジギングリールの選び方
まずジギングリールの選び方ですが、ターゲットの魚種や使用するジグの重さなどによって「リールのサイズ(番手)」が異なってきます。また、リールのギア比により早く巻けるタイプ(HG)か、力が強いタイプ(PG)かを選ぶ事が可能です。
リールサイズ(番手)
目安となりますが、ジギングリールのサイズについては、いわゆるベイジギング(湾内)をや近海を中心にしたジギングで鰤やヒラマサなどの大型青物を狙う場合は、シマノだと8000番前後、ダイワだと4500番前後を使用する人が多いです
ダイワも2020年のソルティガから番手表記が変わっています。シマノと同様に8000番前後となります
ギア比
ギア比は人によって、どっちが良いかという意見が異なるのですが、
- ハイギアモデル(HG)は1回転あたりの糸巻き量が長く、その分巻くのに力が必要です(オフショアキャスティングゲームならハイギアモデルがおすすめ)
- 反対にパワーギアモデル(PG)は巻く力が強いですが、1回転あたりの糸巻き量が少ないという特徴があります。
ということで、どちらを選べば良いかは、腕力に自身がありハイギア(巻が重い)リールでも、スピーディーに巻ける人にはHGがおすすめです。反対に、腕力にあまり自身が無い人はパワーギア(巻が軽い)を使用して、回転数を上げる方が早巻きができるという場合もあるので、自分の腕力と相談してみるのが良いと思います。
PEライン

ジギング用PEライン
近海ジギングの場合だと、PEラインは2号〜3号を300m前後巻いておくと良いですね。
使用するジグの重さ

オフショア用メタルジグ
使用するジグは100g程度〜300gぐらいまで。ポイントの深さや場所によって使用するジグの重さを変更します。目安としては、水深の2倍ぐらいの重さ(例:水深100mであれば200gぐらいのジグ)。他にも潮流のスピードによって、重たくする必要があったりします。
おすすめジギングリール!(オフショア)
最強ハイエンドモデル
2019年にはシマノ「19ステラSW」がリリースされ、2020年2月頃にはダイワ「20ソルティガ」が発売されます。この2つはオフショアジギング用スピニングリールの東西横綱、まさに最強ハイエンドスピニングリール!
ショアジギングやライトジギング向けの4000番台から果ては200kgオーバーのマグロキャスティングゲームに使える30000番なんていう大型番手まで用意されています。性能はもちろん、見た目も良く高級感がありアングラーの所有感を満たしてくれる最強ジギングリールです。
19ステラSW(シマノ)

19ステラSW
13ステラSWから6年を経て昨年モデルチェンジしたのが、19ステラSW。従来モデルより「軽量&強く」なり巻が圧倒的に軽くなりました。10000番以上はヒートシンクドラグという熱に強いドラグシステムが新たに開発され搭載されています。近海ジギングなら8000番で十分なのですが、個人的にはヒートシンクドラグが搭載されている19ステラSW10000PGが欲しい!!でも、お値段がね〜・・・。簡単に手が出ない(笑)ただ、僕は売ることは無いのですが歴代のステラ達はリセールバリューも高いんですけどね。
20ソルティガ(ダイワ)

出典:ダイワ「20ソルティガ」
個人的に愛用しているのは、1世代前の15ソルティガ4500H。格好良い。で2020年にモデルチェンジしたのがこの20ソルティガ。見た目もガラッと変わっていますが、中身もかなりパワーアップ!
中級モデル
おそらく機能的には十分すぎるぐらいのモデルがミドルクラス(中級モデル)。お手頃とまでは言えないですが、長く使うならこのクラスぐらいのジギングリールを手に入れたいところ。
15ツインパワーSW(シマノ)

15ツインパワー6000HG
個人的にも愛用しているのが15ツインパワー。かなり酷使していますが、大きな問題なく使えています。そろそろモデルチェンジしそうな気もしますが現役バリバリ十分なスペックで、めっちゃおすすめ。15ソルティガ4500Hも使用しているので、購入したのは6000HG。最初の1台なら8000番台ぐらいが良いと思います。
16キャタリナ

出典:ダイワ 16キャタリナ
釣友が使っているのが16キャタリナ。当時のフラッグシップモデルである15ソルティガに肉薄する耐久性や機能を有したモデルです。
入門モデル
入門モデルといっても、やはりサイズ感もしっかりありライトゲーム用のエントリーモデルなどと比べると、しっかりした印象のものが多いです。
13バイオマスターSW(シマノ)
エントリーモデルとミドルクラスの中間ぐらいな値段設定ですが、よく見かける人気のジギングリールの1つが13バイオマスターSW(そろそろモデルチェンジしそうですが)。※6000番は2016年に追加され防水機能部分がアップデートされています。
14スフェロスSW(シマノ)

14スフェロスSW
13ステラSWに搭載されている防水機構と同等の機能を有し、ボディ部はIPX8相当の防水性能を実現しているのが14スフェロスSW。シマノが発売しているジギングリールとしては最も手頃なリールとなっています(2020年1月現在)。ラインナップも5000番〜8000番と近海ジギングを意識したものになっています。ちなみに、昨年19スフェロスSWがリリースされましたが、こちらは現状3000番と4000番の中型番手のみです。
16ブラスト(ダイワ)

16ブラスト
16ブラストは15ソルティガ譲りのアルミボディを採用しており非常に高剛性。アルミスプールやデジギアⅡなども含めてオフショアジギングに必要な耐久力を高めたリールとなっています。エントリーモデルよりワンランク上位という感じの位置づけ。

18ブラストLT
ちなみに、2018年にLTモデルとして誕生した18ブラストLTは、どちらかというとライトジギングやショアジギング向けに売り出されていますが、ラインキャパなどは十分なので近海青物向けのオフショアジギングにも使用できます。リール自体の自重が16ブラストと比べて大分軽いので、タックルを軽量にしたい場合はLTモデルをチョイスしても良いかもしれません。
16BG(ダイワ)
![[ダイワ]BG](https://go-fish.net/wp-content/uploads/2017/02/shore-jigging-024.jpg)
16BG
ダイワのジギングリール入門モデルが16BG。16ブラストと同じくボディにはスーパーメタルボディなるアルミ素材が使われており高い剛性を誇っています。マグシールドが搭載されていなかったり、ハンドルが折りたたみ式だったりする点を除けば前述した16ブラストと近いスペックになっています。
お気に入りのジギングリールで大物を釣ろう!
オフショアジギングはパワーやスピードが必要な釣り。1日を通して使っていると、ジギングリールの良し悪しで釣果や疲れも含めて結構差が出てくる釣りだと個人的には思います。予算と相談だと思いますが、何度もジギングに行く予定なら、できるだけ良いモノを使う事をおすすめします!
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