
船メバル釣り@福井
こんにちは。先日モンスターサイズのメバルを狙いに福井県敦賀まで行ってきました。お世話になったのは遊漁船ビッグフィンスクイッドさん。
予約時はジギング便ということで、頭の中では青物やサワラ、シーバスがメインターゲット!と思ってたのですが、どうやら本当のメインは「モンスターサイズのメバル」の数釣り。
敦賀湾の釣りに精通した気さくな船長が大型メバルをめっちゃ釣らせてくれます。船長に確認しつつ急遽、船メバル釣りのタックルを揃える事に。
ってことで、私自身も初めてのサビキを使った船メバル釣りだったので、必要タックルや仕掛・釣り方なんかをレポートしておきます。いやー、ほんまでっかいメバルが沢山釣れてめっちゃ面白い!
船メバル釣りとは

船メバル釣りとは?
船メバル釣りは何種類かあり、シラサエビやイワシを使った餌釣りもあるのですが、今回やったのは「サビキ仕掛け」を使ったメバル釣り。
福井の敦賀では1月ぐらいから3月末頃までの期間限定で30cm超えの尺メバルが結構出るとの事。瀬戸内でも人気の釣りで12月頃からスタートする釣りです。
船メバル釣りのタックル

船メバルのタックル
船メバル竿
サビキの船メバル釣りでは、8本針で全長3.6mと結構長いサビキ仕掛を扱います。なので竿は3.3M前後がおすすめ。私はアウトガイドモデルの船メバル竿(3m)を用意したのですが、圧倒的にインターラインロッドが良いです。調子は6:4ぐらいでOK。
インターラインロッドの良い理由としては、長いサビキ仕掛ってアウトガイドロッドだと、ガイドに絡みまくって本当に面倒くさい。風で絡む・船の動き出しで絡む・魚の取り込みで絡む絡む絡む・・・。船長もインターラインロッドが必須というぐらいで言うてましたね。
ということで、アウトガイドロッドでも出来なくは無いですが、釣果を伸ばすなら「インターラインロッド」が絶対に良い。実際やるまで、「そんな変わらんやろう〜」と思ってましたが私が間違っていました(笑)なんとかアウトガイドロッドでやりましたが、仕掛絡まないように気を使うのが半端ない・・・。それでも絡むんですから。
↓こんなやつが最適ですね〜。
リール

炎月プレミアムとバルケッタCI4+
船メバル釣りには、カウンター付きの小型ベイトリールが良いですね。「底から1m」とか「底から2m」とか、船長からの指示だなに対して的確に上げてくるのにも、カウンターがあると便利。メインラインはPE0.8号〜1号ぐらいを150mぐらい巻いておけばOK。
個人的にはパワーギアモデルが良いと思います。理由としては、サビキ釣りの醍醐味「連掛け」が決まると、かなり重たい(8本針に20cmオーバーのメバルが6匹とか普通にあります)ので、PGでやれば巻き上げが楽ちん。
そして、メバルの誘いはデッドスローが基本なので、ハイギアリールよりもやりやすいと思います。なので、タイラバ用のPGベイトリールなんかがピッタリかなーと思います。
船メバルの仕掛
メバル用サビキ

モリゲン「大漁メバル仕掛」
船長オススメのサビキがモリゲンの大漁メバル仕掛(8本バージョン)でした。針数が多い方が圧倒的に数を伸ばせるということで、8本針がおすすめとのこと。
魚を釣っていると、針が取られたりするのでその際は歯抜けにせず、仕掛をちゃんと詰めてあげると良いということ。また、最低でも5本ぐらいは針が残っている状態にしておくのがポイントなので、短くなった仕掛を合体させるのもOKです。
サビキのカラー

サビキのカラー
サバ皮のサビキを使用したのですが、醤油漬けされたままの薄茶色とグリーンを使用しました。他にもピンクとかもありますが。どちらのカラーでも釣れましたが、感じとしてはグリーンのサビキへの反応が良かったと思います。サビキ仕掛を何個か買うと思いますので、どちらのカラーも用意しておけば良いですね。
サビキの号数
針6号(ハリス0.8号)、針7号(ハリス1号)、針8号(ハリス1.2号)、針9号(ハリス1.5号)ぐらいが使用する範囲でした。小さい方から順にサイズを上げていき、魚の反応やサイズを見ながら徐々に大きな仕掛に変更していくという感じで使っていきました。
喰いが渋ければ、小さめの針で細ハリスの方が良いでしょうし、喰いが良くサイズが良ければハリスが太い方が切られたりしないので良いですね。
仕掛は何個ぐらい用意したら良い?
ポイントにもよりますが、最大35cmというモンスターメバルもでるという事(私は釣ってませんが、この日の最大は33cm)。結構、根がかりもあるし魚にサビキを持って行かれたりもするので、各種サイズを2個ぐらい余裕を持って用意しておきたいところ。ちなみに、私は全部で4個仕掛を持っていきましたが全滅(足りなかった・・・)。次回は最低でも6個は持って行こうと思います。
使用するオモリ

オモリ
オモリは30号統一でした。他のエリアなどでは異なる可能性もあるので、事前に確認しましょう。根がかりして仕掛ごとロストしたり、オモリのみロストしたりするので、鉛むき出しの安いやつで良いので結構沢山用意しておくと良いと思います。
釣り方のコツ

連掛けで大漁を狙う
釣り方の一番のコツは、
「はい、落として〜」という船長からの指示に遅れない事。っていうのも、かなりピンポイントにメバルの潜むポイントを船で流していく釣りなので、遅れちゃうとかなり損します。
実際、ポイントに船を流して落としてすぐぐらいが一番良く釣れるタイミングでした。もちろん、そこまであせあせする必要はありませんが、ポイントに入る前には仕掛を落とす臨戦態勢を整え、すぐに落とすってのを心がけておけば釣果アップすると思います。
そして、もう1つ重要な事。
1匹目のメバルがかかっても焦ってリールを巻き上げない。どちらかというと、その場でステイするぐらいの感じで、めちゃくちゃゆっくりと上げてきます。
メバルは大体群れでいることが多く、1匹釣れるとその周りには必ず何匹もメバルがいるのですが、釣れた1匹目のメバルが暴れる事で、サビキが良い感じで動き誘いになる、それと釣れたメバルが胃から餌を吐き出し、それが撒き餌になる。この2つの効果で、その層に群れているメバルがどんどんサビキに食いつき、サビキの連掛け効果が発動される訳です。
この2つをしっかりとできれば、結構釣る事ができると思いますよ。
誘い方

良型メバルが連発!
船長からの指示棚にサビキ仕掛けをステイさせるぐらいの心持ちで、デッドスローにリールを巻き上げてきたり、たまに竿を煽りフォールでサビキを見せたりすると反応が出ました。
ライトゲームのメバルでも同じだと思いますが、基本的には潮上から流れてくる餌を捕食するのがメバルなので、あまり激しい動きよりも、漂っているというようなイメージでサビキを想像すれば良いと思います。
まとめ

メバルやアコウなどが大漁!
船のメバル釣りでは、陸っぱりからでは中々出会えない30cmクラスのモンスターメバルが高確率で狙えるのが良いところ。こんな良型が鈴なりに上がってくる姿は壮観。そして、ずっしっと重たくかなり引くのがめっちゃ楽しい釣りですよ!興味がある方は是非トライしてみて下さい!