
小型ワームやプラグなどのルアーでメバルを狙うのがメバリング。この記事ではメバリングに必要なタックルや仕掛け、釣り方などについて、初心者向きにメバリングの基本知識を紹介しています。
メバリングってどんな釣り?

メバリングは1インチ〜3インチ程度の小型ワームや小型のプラグを使ってメバルを釣ります。主に夕方から夜間が狙いやすい時間帯。堤防やテトラ、漁港など色々な場所で手軽に楽しめるのもメバリングの特徴。
小さなメバルでもライトタックルだと引き味も楽しく、20cmを超える中型メバルや30cm近い大型メバル(尺メバル)になると、アングラーの想像以上のファイトを見せ、グイグイと根に突っ込んでいくので楽しいです。
2種類のメバリング
メバリングには大きく分けて2種類の釣り方があります。
ジグ単のメバリング

メバリングで一番人気のある釣り方がジグヘッド+ワームの釣り。ジグ単と言われる釣り方になります。状況に応じて0.5g〜3gぐらいのウェイトのジグヘッドを使い分けます。基本的には1gぐらいを多用します。ジグヘッドを泳がす層までフォールさせ、その後、一定の速度で巻いてくる「タダ巻き」という釣り方が基本になります。
プラグを使ったメバリング

もう1つが小型プラグを使った「プラッギング」と呼ばれるメバリング。意外に思われるかもしれないですが、ジグヘッドとワームを使った釣りよりも実は簡単なんです。というのも、プラグは予め浮き方や沈み方、泳ぎ方が設定されているので、巻いてくるだけでメーカー側が指定通りの動かし方になります。なので、しっかりとキャストだけ出来れば案外ワームよりも簡単で良く釣れるのがプラッギングの良い点です。何となく敬遠している人はトライしてみてください。
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メバリングのシーズン
メバルは漢字だと春告魚と言い、晩秋から初夏までの間がメバリングのメインシーズンとなります。1年中メバルを追い求めるアングラーもいるので、場所を選べば年中釣れる魚ですが、水温が下がる秋頃からポツポツと釣れ始めます。
11月末から12月末頃の期間は産卵(スポーニング)を意識した活性の高いメバルが、深場から産卵に備えて浅場に接岸し荒食いする時期。(12月中旬頃の新月が良いと言われています)短い間ですが、このタイミングにあたれば良型が釣れやすいです。
産卵を終えた12月末〜2月頃の寒い時期は喰いがかなり渋くなりますが、3月、4月頃になると産卵から体力を回復したメバルが釣れる時期で一番釣りやすい時期。5月頃から初夏まで釣れる梅雨メバルは大型が多くサイズを狙いやすいタイミングです。
メバリングのシーズン
- 晩秋から初夏(10月頃から翌年の6月頃まで)
- 11月末〜12月末までの産卵期間に荒食いタイミングが一瞬ある
- 1月〜2月頃の産卵後は釣りにくい
- 3月〜4月頃にメバルは産卵から回復、ベストシーズンに。
- 5月〜6月頃、梅雨メバルと呼ばれこの時期は大型メバルに期待!
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メバルが良く釣れる時間帯

夕マズメ以降の夜間になると、メバルが捕食のために浮いてきたり移動し始めます。朝や日中でも釣れますが、物陰や深場にいる事が多いので、陸っぱりからのメバリングはナイトゲームの方が良く釣れます。
時間帯や潮の状況によりますが、時合もあるのでオカッパリから狙う場合は、夕マズメぐらいにポイントに入って、障害物や地形を確認、夜間に勝負という感じが良いと思います。ヘッドライトやライフジャケットは忘れないように。
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メバルの種類

メバルにも種類があります。釣っていて気にしなければ「何となく色が違うな〜」というぐらいにしか感じませんが、ちゃんと見るとアカメバル(金メバル)、クロメバル、シロメバルの3種類がいます。
メバルの種類
アカメバル
沖の深場に生息しているものが多いようで、鮮魚店に並んでいるのは、この赤メバルが多いと思います。ただし、沿岸のウィード(藻)や障害物についている個体もいますので、釣場によっては陸からでも釣れます。
クロメバル
背中部分が黒っぽいメバルです。回遊性が高く背中が青みがかっているメバルを「ブルーバック」と呼んだりします。このブルーバックは釣れると良く引くことで知られています。
シロメバル
港内で良く釣れる種類のメバル。テトラなど障害物に付いている事が多い。
メバリングで狙うポイント

メバリングで最も重要な事の1つはポイント選び。メバルがいる場所であれば簡単に釣れます。初心者におすすめなのは、常夜灯エリアや堤防・防波堤・テトラの際狙い。メバルの活性が高い時は障害物から離れて浮いている事も多く、表層付近にルアーを通してくると釣れます。活性が低い場合に多いのは、障害物に張り付くように隠れていて、ギリギリの場所をルアーが通った場合に喰ってくるという感じが多いと思います。
- 常夜灯エリア
アミやプランクトンなど極小ベイトが集まってくるエリアにエサを求めてやっていきます。足場もよく初心者にもうってつけのポイント。障害物などの暗い場所に潜んでいて明るい場所にくるベイトを狙っています。 - 堤防やテトラや敷石の周り
防波堤や沈み石、テトラ際、漁港内など。上の写真のようにテトラが沈んでいて、ウィードが生え潮通しが良い場所は格好のメバルの隠れ家。テトラの隙間や藻に付いてたりするので、隠れ場所の近くにワームやプラグを通すと喰ってきます。 - ゴロタ浜
ゴロタ浜。ウェーディングで立ち込んで釣ったり、フロートリグで遠投する場合もあります。場所によっては、もっと大きな石があるような磯に近いような場合もあり、浅い場所から深い場所まで様々。 - 地磯
初心者向けではないですが、地磯などの磯場。釣りにくい、立ち入り難い面があるので、そもそも人が少なかったり誰も釣りしていない「竿抜けポイント」になっていることが多いため、自然とメバルの警戒心も低く釣れやすい。もちろん、大物も期待出来る場所。明るい時間帯に下見をする、多人数で釣行するなど安全面の確保が必須。 - ウィードエリア(藻場)
藻場はメバルにとって絶好の隠れ場。メバルがいるエリアでは必ず潜んでいる場所です。
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おすすめのメバリングタックルは?

メバリングはライトタックルでOK。下記のような感じです。
- ロッド:6ft〜7.5ft
- リール:1000番〜2000番
- ライン:PE0.2号〜0.6号
- リーダー:1号〜2号
- ジグヘッド:0.5g〜3g
- ルアー:2インチ程度のワームや小型プラグ
メバリングロッド

メバリングでは、6フィート〜8フィートのロッドを使用します。
各メーカーから7フィート6インチ前後を基準に様々なタイプのメバリング専用ロッドが発売されているので、まずはこのあたりのロッドを選ぶと良いと思います。
ちなみに、良く似たスペックのアジングロッドでも代用可能。メバリングとアジング兼用のライトゲームロッドとして作られているモノも沢山あります。
竿の調子って何?
調子(テーパー)は、竿のどこ部分から曲がりはじめるかを表したモノ。
先調子(ファーストテーパー)のロッドは、竿の穂先部が曲りやすくなっています。胴調子(レギュラーテーパー)のロッドは、穂先だけでなく竿の胴(中程)から曲がりやすい竿を表しています。
チューブラとソリッドティップはどちらが良い?
メバリングロッドにはチューブラとソリッドティップと呼ばれる2種類のタイプが存在します。それぞれの特徴は下記。
- チューブラ
ティップと書きましたが、実際はロッド全体が中空(チューブ状)になっています。ロッド自体に張りがあり高感度のものが多く魚からのアタリが分かりやすいという特長があります。自分でアタリを取り、積極的に掛けていく釣りに向いているロッドです。 - ソリッドティップ
ソリッドという名前の通りティップ(穂先)が詰まっているロッドです。チューブラに比べると穂先が補足できるので、より柔らかく食い込みが良いので魚が掛かりやすい(魚のバイトを弾かない)という特長があります。オートフッキングというか、向こう合わせのロッドになります。
初めて選ぶなら・・・
- 長さ7.6ft
- ソリッドティップタイプ
- 1g程度のジグヘッドが扱いやすいもの(ロッドに0.5g〜5g前後の表記があるもの)
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メバリングに最適なリール

メバリングでは軽量なロッドと細いラインを使いますので、小型スピニングリールがおすすめ。サイズ(番手)は1000番〜2500番ぐらいで良いです。※2000番がメバリングでの標準的なサイズになると思います。ロッドが軽量のモノが多いので200gぐらいの軽めのリールが良いですよ。
ハイギアかノーマルギア、ギア比は?
メバリングで使うスピニングリールのギア比について、「ノーマルギア」と「ハイギア」は、どちらが良い?という話を良く耳にします。
個人的な好みという部分もありどちらが正解とは言えないですが、どちらも使っている感想からすると、メバリングの場合はノーマルギアの方が使いやすいと思います。
というのも、超という程スローリトリーブする場合があり、巻だしが軽く、ゆっくり巻きやすいノーマルギアが使いやすいです。
ハイギアのメリットとしては、回収スピードをアップして手返しを上げたいとかですね。フロートリグで遠投する場合などは有利だと思います。
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メバリングの仕掛け

メバリングも釣り方によって何種類かの仕掛けを使用します。
- ジグ単:ジグヘッド単体とワームのみを使った仕掛け
- フロートリグ:飛ばしウキを付けて遠投するための仕掛け
- プラッギング:メバル用プラグ(ルアー)を使った仕掛け
ジグヘッド単体(ジグ単)

一番基本的なメバリングタックルがジグ単向けのタックル。1g前後のジグヘッドが扱いやすいものがおすすめ。7.6ftが標準的な長さとされていますので、この前後が扱いやすいでしょう。
フロートリグ仕掛け(飛ばしウキ)

沖に潜むメバルを狙い打つための、遠投向きのフロートタックルがあります。ジグ単よりも長めのレングスで、強いタックル(より重たいリグが扱えるもの)がおすすめ。使用するフロートが軽ければ下記のプラッギングタックルと共有するのもあり。
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プラッギング(プラグを使ったメバリング)

ハードルアー(プラグ)を使ったメバルのプラッギング用タックルの例。ジグ単よりも強めのロッドが適しています。メバリングでは3g〜5g前後のプラグが多いので、このあたりの重量を扱いやすいロッドが最適です。
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ジグヘッドの選び方

ジグヘッドにも形状や重さなど様々なタイプが存在し、釣り場の水深や潮流に合わせて重さや形を選択してメバルを狙います。
おすすめはダイワ「月下美人 SWライトジグヘッドSS」。刺さりや針持ちも良く何ったって安いです。どこでも売ってるし。0.5gと1gと1.5gぐらいを用意しておくと、色々な状況に対応できると思います。
まずはラウンドタイプを使ってみよう

ジグヘッドの形状には先が球状になったラウンド型や、先が尖ったダートタイプなどがあります。メバリングでは、タダ巻きや潮に流す使い方をするので、水受けしゆっくり沈むラウンド型タイプのジグヘッドがおすすめです。
重さも何種類か用意
メバリングで使うジグヘッドは軽いものだと0.4g、重たいものだと3g程度まで使う事が多いです。
1gだと釣れないけど、0.6gにしたら釣れた!みたいな事が結構あって、反応するフォールスピードなどに影響するためです。
ただ、ジグヘッド単体の釣りで軽すぎるジグヘッドを使うと、ジグヘッドがどこにあるのか分からなくなりますので、初心者や入門者の方は手元にジグヘッドの重さが感じやすい、1g〜1.5g程度を目安として使いながら慣れていくと良いでしょう。
用意するのは1gを中心に軽めの0.6gや2gを用意しておきましょう。
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ワームはどれが良い?

メバリングでは1インチ〜2インチ程度の小型ワームを一番良く使います。形状やカラーなど、様々なタイプのメバリングワームが発売されているので、色々試してみるのもメバリングの楽しさの1つですね。
ワームの形状やカラーによって、メバルから見えるシルエットが変わってきます。
ピンテール

メバリングのためのワームと言っても良いのがピンテールタイプのワーム。テール部分のみがピンのように細くなっており、リトリーブするとピンテール部分がフルフルと揺れるようになっています。波動も小さく弱めのアピールで魚を狙いたい場合に有効な形状のワームです。
シャッドテール

シャッドテールタイプは、小魚を模した形状のワームで、テールがヒレのような形をしています。タダ巻きで、ブルブルとテールが震えピンテールタイプに比べてアピール力が強いのが特長。リトリーブ時の引き抵抗も強いので、どこにリグがあるか把握し易いので、使いやすいワームと言えます。
カラーを色々と用意しよう!

メバリングワームはカラーも豊富です。
クリア系では全く釣れないのに、グリーン系に変えたとたん釣れはじめる、何てことも結構あります。
カラーは水中でシルエットの強弱に影響しています。
シルエットが出にくい透明系が良い場合や、しっかりとシルエットがでる黒っぽいカラーが良かったり。
真っ暗な水中で目立つグローも良い場合が多いです。
魚から見えるシルエットってどうなのかな?という意識でカラー選択してみたら良いですね。
私のおすすめメバリングワームは「エコギア活メバル」ピンテールタイプ「STグラブ」。
ニオイが付いているのもあって反則気味に良く釣れます。
ただし難点は耐久力が無いので、ボロボロになりやすいのでコスパは悪いですが。
良く釣れるという意味で初めてのメバリングには良いと思いますよ。
チャートやグローカラーが実績が高くおすすめ。
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ライン選び

メバリングのラインはPEラインやフロロカーボンライン、ナイロンなどを使用します。
最近のラインは物凄く進化していて、アジングやメバリングといったライトゲームもこの「ラインの進化」と共に、発展してきた経緯があります。
ですので、使用するリグ(仕掛け)に合わせてラインも使い分けるのがおすすめです。
強度は落ちますが細いラインの方が「飛距離が出やすい、風の影響を受けにくい、リグ(仕掛け)の操作性しやすくなる」といったメリットがあります。
ターゲットにする魚のサイズや釣場に合わせたラインセレクトが重要です。それぞれ特長がありますので、状況に合わせて使い分けましょう。
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フロロカーボンライン

メバリングで良く使うラインの1つがフロロカーボンライン。水に馴染みやすく軽量なジグヘッドやワームを使っても、攻めたいレンジまで狙う事ができます。フロロカーボンラインにはコシがあるので、ライントラブルが発生し易いのを理解し、キャスト毎にラインメンディングするなど、注意して下さいね。3lb〜4lb前後を選ぶと良いと思います。
PEライン
メバリングに使うPEのラインの太さは、狙うメバルのサイズにもよりますが0.4号前後を使われる方が多いと思います。
これに2号程フロロカーボン製ショックリーダー(50cm〜80cm程)を結束して利用します。
PEラインはフロートリグやプラグ、メタルジグなど重ための仕掛けを扱う場合に使う事が多いです。
PEラインは、ほとんど伸縮性が無いため感度が高く、細くてもナイロンやフロロカーボンラインに比べて数倍の強度があり、また水に浮きやすいという性質があります。弱点としては根ズレに弱く擦れる切れやすいところ。
ナイロンライン
ナイロンラインは安価でコシもなく初心者でも扱いやすいラインです。ただ、結構伸びるので繊細なアタリをかけにいく場合は、デメリットにもなります。一度かければラインが伸縮するので、魚をバラしにくいというメリットもあります。使用するなら0.6号前後で良いでしょう。
ラインとラインの結び方
メバリングやアジングといったライトゲームはショックリーダーといっても、1号前後を使うので切れる時には簡単に切れます。なので、現場でささっと結び直すって場面が必ず出てきます。
よく耳にするFGノットは、結束強度が高いのでおすすめですが、慣れないと時間がかかりますし風吹いてたり、暗かったり、手が冷たかったり・・・家の中では上手く出来ても現場だと・・・。
ましてや、これから始める方にとっては正直ハードル高いなーと思います。(もちろん覚えておいて損は無いのでトライして見てください)
ですので、「現場」で簡単にできて、そこそこ結束強度もある方法。これが一番かなと。ってことで、おすすめの結束方法です↓どっちもめちゃくちゃ簡単で、ライトゲームはこれで十分かなと思います。
メバリングの釣り方

ジグヘッドにワームを装着した「ジグ単」と呼ばれるリグをセッティング。そして自分が狙いたいところにキャストし着水したら、すぐに巻き始めたり、任意の深さまでワームを沈めてゆっくりとリールを巻くだけ。基本はこれだけ、あとはメバルのいる層をしっかり探りながらアタリを拾っていきます。1匹釣れたら、大体そのあたりに何匹かはメバルはいるはずです。
また、沖目を狙って遠投した場合は、これにフロートリグ(飛ばしウキ)を付けます。他にも、メバルの食性や居付き場所に合わせて、ハードルアーの小型シンキングペンシルやフローティングミノーを使う場合や、軽量メタルジグを使用した釣り方もあります。
カーブフォール

メバリングで一番多用するのが、ジグヘッド単体(ジグ単)と呼ばれる釣り方。0.4g〜3g前後のジグヘッドと1〜2インチ程度の小さめのワームを使います。また、軽量のジグヘッドとワームだけでは遠投できないので、遠めを狙いたい場合は、ジグヘッド単体仕掛けにフロート(飛ばしウキ)やシンカーを使用する場合もあります。
潮上からリグを流す

釣り方は、基本的には潮の流れの上流(潮上)へキャストし、潮の流れに合わせてジグヘッドリグを沈めながら潮と同調させるイメージで流してきます。(リグをドリフトさせると言ったりします)または、潮上にキャストしメバルの反応する層(レンジ)まで沈めた後、一定層をキープする感じでゆっくり巻いてくる方法などがあります。メバルは常に潮上に目を向け、流れてくるプランクトンなどの餌を捕食しているので、流れてくる餌とワームを同調させることで、メバルに喰わせる方法です。
また時期や場所によってはプランクトンではなく、シラスやイカナゴ、甲殻類、イカなどを捕食している場合もあるので、捕食しているベイトの形状やカラーに合わせたルアーのセレクトが重要です。
メバリングの釣り方のポイント
- ジグヘッドは0.4g〜3g程度までを使用。
- ワーム1インチ〜2インチ程度のピンテールタイプやシャッドテールタイプなど
- 遠投したい場合は飛ばしウキを使用
- 基本的には潮上から仕掛けを潮に同調させながら、ゆっくりと巻いてくる。
- 時期や場所に合わせたルアーやワームセレクトがポイント
プラッギングも面白い

プラグとは、プラスチック等の樹脂で出来たハードルアーの事(↑の写真のようなルアー)で、メバリングに使うのは3cm〜6cm程度の小型プラグ。プラグで釣るメバリングをプラッギングと呼んだりします。ちなみに、小型プラグだけでなく、捕食しているベイトサイズによってはシーバス用の大きめのプラグが有効な場合もあります。
プラグを使った釣り方はワームに比べて難しいというイメージが強いですが、プラッギングの基本はタダ巻き+レンジキープのみ。
反応が薄い場合は、チョンチョンとロッドで「トゥイッチ」を入れることで、釣果が出ることが多いので、ワームを使った釣りより難しいという事は特になく、実はワームより釣れる事が良くあります。
プラグを使用するメリットとしては、プラグには大体決まったレンジ(沈む深さ)が製造段階で設定されているので、メバリングするうえで重要な「レンジキープ力」に優れています。ワームの方がこのレンジキープが難しかったりします。
ただし、プラグによってレンジや動きが設定されているので、例えばメバルが宙層にいるのに、フローティングタイプしか持ってないと表層しか狙えないのでどうしようもありません。
ですので、本格的にプラグでメバルを狙う場合は、プラグによる特性(アクションや狙えるレンジなど)を釣場状況に合わせて使えるようにある程度種類を揃える必要があります。
メバリングで使用するプラグ(ルアー)の紹介。動きやレンジ、アクションなど様々なタイプがあります。
メバルのプラッギングのポイント
- アピール力が高い
- 一定のレンジ(深さ)を引いてきやすい(レンジキープし易い)
- ワームでは攻めにくい表層を攻める事ができる
- プラグによって攻められる層が決まっているので、数種類のプラグを予め用意しておくのが良い
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プラグでメバリング!お気に入りのメバル用ルアーを紹介!
こんにちは。久々にマイブームなメバルのプラッギング。表層付近を引いてくると「バッシュッ!!」とメバルが出る瞬間がたまりませんね〜。そんなプラッキングにおすすめのメバル用プラグを紹介したいと思います。色 ...
メバリング釣行時の必要な装備は?

メバリング釣行時の基本装備を紹介します。
- ヘッドライト
- 夜間の釣りなので必須。無いと釣りになりません。最近は安くても明るいのが多いので、色々と選択肢がありますね
- ライフジャケット
- 暗い中での釣りですし、足元が悪い場所もあるので必ず着用しましょう。ポケットがでかいので収納力もあって便利です。
- プライヤー
- 触りたく無い魚が釣れた時などにも重宝します。どちらも必須かな
- フィッシュグリップ
- メバルも背びれなどに棘があるので、刺さると痛いです。フィッシュグリップを使って掴む方が良いです。
- キャッチネット
- アジ程ではないですが、足場が悪い場所などで、小型ネットを腰ぐらいに付けておくと、何かと便利
- 水くみバケツ
- 釣ったメバルを入れておくのに便利。メッシュの蓋が付いているやつだと、沈めておくと元気です。
メバリングは楽しい!

メバリングは簡単なようで奥深い釣り。簡単に沢山釣れる事もありますが場所・時間・ワームのカラーや形状・ジグヘッドの重さなど、色々な条件をしっかりと適応させないと釣れない事も。その分、自分で色々と考えてハマった時の嬉しさは非常に大きいです。メバリングは気軽に始められゲーム性も高く面白い釣りなので是非挑戦してみて下さい!