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イカメタル(オモリグ)

イカメタルを始めよう!初心者におすすめのタックルや釣り方を紹介します

イカメタルの始め方
イカメタルの始め方

イカメタルはイカからの繊細なアタリをとって積極的に掛けていく釣り。非常にゲーム性も高く腕の違いが出やすいです。自分はぜんぜん釣れないのに、同船者はバンバン釣ったりなんて日もあったりと、知れば知るほど奥深いのがイカメタルです。

そんなイカメタルをこれから始めようと思っている人におすすめのタックルや、釣り方のコツなどを紹介したいと思います。初心者や入門者の方に参考になれば幸いです!

イカメタルとは?

和歌山で30杯以上釣れました!
イカメタルでゲットした剣先イカ

イカメタルは船から鉛スッテ、浮きスッテや小型エギを使って剣先イカやヤリイカ、スルメイカなどを狙うルアー釣りです。イカの魚影が濃ければ入れ食い何てことも多いですが、渋い場合や良型を狙う場合など、ちょっとした仕掛けの違い、スッテのサイズやカラーの違い、動かし方やステイ時間の取り方などで釣果ががらりと変わってくるのが非常に面白いところ。

大剣サイズのケンサキイカ!
大剣サイズのケンサキイカ!

良い日なんかは100杯超えなんて事もあり、写真のような胴長40cmを超える「大剣サイズ」のイカが釣れる事も!そして、ケンサキイカやスルメイカは、食べてもめちゃ美味しく家族も笑顔!近所に配っても非常に喜ばれます。

ターゲットとシーズン

イカメタルのシーズンは狙うイカによって異なります。

ケンサキイカ

2杯目も良型ケンサキ
良型ケンサキ

地方によってマイカやアカイカ、白イカって言ったりと呼び名が色々あるのですが、要は剣先イカ。イカメタルの一番のメインターゲットだと思います。ポイントによって前後すると思いますが、ざっくり6月後半〜9月末ぐらいまでが剣先イカのシーズン。その中でも7月・8月頃がベストシーズンとなります。シーズンによって良く釣れる時期が前後する場合もあるので、釣果情報とにらめっこしながらの釣行となります。

スルメイカ(ムギイカ)

でっかいスルメイカも
でっかいスルメイカも

スルメイカはケンサキイカを狙っていると釣れる場合もありシーズンはケンサキイカとかぶっている感じ。7月〜9月ごろに良く釣れます。ムギイカはスルメイカの新子で5月・6月ごろに良く釣れます。ケンサキイカと比べて大分引きが強いのが特徴。めっちゃパワフルなので釣れると面白いです。

ヤリイカ

ヤリイカ
ヤリイカ

ケンサキやスルメイカと違い、少し寒い時期に釣れるのがヤリイカ。ポイントにもよりますが、11月ごろから3月ごろまで、日本海などで釣れます。

イカメタルは夜釣り

ライト点灯し本格スタート
ライト点灯し本格スタート

イカメタルは基本的には夜釣りです。夕方ごろ出船して夜中12時や1時ごろまでやるような遊漁船が多いです。リレー便のような遊漁船の場合、早朝や夕方にやる場合もあります。

竹宝丸の集魚灯が凄い
すごい集魚灯

イカは明るいうちはベタ底が基本ですが、暗くなると集魚灯を煌々と焚きベイトを寄せ集めて、そのベイトを狙いにイカが集まってきます。最初は底の方にいるイカもベイトの移動とともに上層に移動してきます。場合によっては、目視できるレベルまでイカが浮いてくることもあります。

イカメタルのタックル

イカメタル用のタックル
イカメタル用のタックル

イカメタルでは、スピニングタックルとベイトタックルを使用します。イカが遊泳しているタナに合わせる必要があるので、カウンター付きの小型ベイトリールを使うベイトタックルが基本となります。

また、スピニングタックルにもメリットがあり正確な棚は取りにくいですが、イカメタルや中オモリエギング(オモリグ)仕掛けをキャストして広く探る事が可能。ベイトタックルとスピニングタックの両方をもってくる方が多いですよ!

ベイトタックル

イカメタルのタックルと仕掛け
イカメタルのタックルと仕掛け

イカメタルの基本的なタックルはカウンター付きベイトリールを使ったベイトタックル。7ft(2m)前後の8:2や7:3ぐらいの先調子のロッドを使いイカの小さなアタリを見逃さずに掛けていく釣り方になります。

  • ロッド:7ft前後のイカメタル専用ベイトロッド(錘負荷15号〜25号ぐらいのもの)※20号の鉛スッテを一番使います。
  • リール:カウンター付きベイトリールが絶対おすすめ。PE0.4〜0.6号を200mぐらい巻けるサイズ。軽いリールが楽です。
  • ライン:PE0.4〜0.8号ぐらい。細い方が感度が良く潮にも流されないのでアタリは取りやすいですが切れる心配もあり。イカのサイズが小さいなら0.4号、大型が中心なら0.6〜0.8号。どっちか分からない感じなら0.6号ぐらいが無難。
  • 仕掛け:イラストのようにフロロカーボンやエステルの3号〜4号を組み合わせて自作しています。既成品も沢山でているので、それでも勿論問題無し!エダスもフロロやエステルラインの3号〜4号を使用。イカの反応を見つつ短め(数cm)や長め(20〜40cm)を使い分け。
  • 鉛スッテ:10号〜30号ぐらい。多様するのは20号ですが、潮が速い場合に25号や30号、時には40号近いものが必要だったりします。なので重たい鉛スッテも少しは用意しといた方が良いでしょう。
  • ドロッパー:浮きスッテや小型エギ(1.5号〜2.5号)などを使用しています。カラー&シルエット(太い・細い・長い)でかなり釣果が変わります。鉄板は赤緑とか赤白。色々用意しときましょう。小型エギが圧倒的に釣れる場合もあります。

スピニングタックル

オモリグのタックルと仕掛け
オモリグのタックルと仕掛け

イカメタルで使うスピニングタックルは、中オモリ仕掛け(オモリグ)を使用する場合に使います(※もちろん通常のスッテ仕掛けもOK)。ドロッパーも浮きスッテではなく、小型エギ(1.5号〜2.5号)を使用。

中オモリ仕掛けは船上から少しキャストし広範囲を探るのに向いています。イカメタル仕掛けに比べてリーダーが長い事やエギを使っている事などから、潮が効いている場合によく釣れイカメタル仕掛けを圧倒する場合もあります。また大型が釣れやすい傾向があります。でっかい剣先イカを釣りたい場合や通常のスッテ仕掛けでは反応が悪い場合に挑戦してみましょう。

オレンジゴールドが好調

エギが1つしか無いので通常のイカメタル仕掛けの場合だと2つ連続釣れる場合があるなど、手返しを考えると劣りますが、他の人が釣れてない場合でも、この中オモリ仕掛けだけに反応する場合もあるので、1タックルは通常のイカメタル仕掛け、1タックルは中オモリ仕掛けという感じで用意する人が多いです。

20号〜30号のオモリを使う場合が多いので、通常のイカメタルタックルより少し強めのイカメタルタックルが使いやすいです。

※潮が効いてない場合(軽いオモリでも真っ直ぐに仕掛けが落ちるような場合)はオモリグ仕掛けよりも、イカメタル仕掛けの方が有利な場合があります。

  • ロッド:6.5~7.5ft前後のイカメタル用スピニングロッド。10号〜40号のオモリが使えるもの。
  • リール:2500〜4000クラスのスピニングリール ※大きいリールの方が楽です。
  • ライン:PE0.6~0.8号
  • リーダー①:PEとの結束はフロロ3号を40cmぐらい(長いとキャストしにくい)
  • リーダー②:エギへのリーダーはエステルライン4号〜5号がおすすめ。1mぐらいでOKです。
  • 中オモリ:10号〜40号。状況によりますが20号をよく使います。潮の速さによっては30~40号を使う事も。10号など軽いものは出番が少ない。
  • 小型エギ:スッテではなく、1.5号〜2.5号の小型エギを使用します。カラーで反応が変わりますので、何種類か用意しましょう。
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海のルアーフィッシングや船釣りなどを楽しんでいます。気になるタックルや使っみたアイテムなどのインプレ記事や関西を中心とした釣行記などを中心としたブログ記事を掲載しています。宜しくお願いします。

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