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鯛サビキの仕掛け(毛糸版)を自作!反応も良くて糸ヨレも少ないのが良い。

鯛サビキを自作する
鯛サビキを自作する

鯛サビキの仕掛け(毛糸)を自作してみました。いつも行く鍵庄さんは赤い毛糸を無料でくれますが、やっぱり他の色の毛糸も作って使ってみたい。それと、ミミイカ仕様の鯛サビキ仕掛けは既製品の種類も少なくほとんど売ってないので自作する方が良かったりします。鯛サビキ仕掛け作りは簡単で鯛の反応も良かった。市販仕掛けよりも良い点もあるので、準備する物や作り方などを紹介します。

鯛サビキの仕掛け(毛糸)を自作

毛糸をがっつり喰った真鯛
毛糸をがっつり喰った真鯛

今回作った鯛サビキ仕掛けは「毛糸」を使ったもの。4月・5月のミミイカパータン用になります。

仕掛けの作り方

自作する仕掛けは2種類。

  1. 一番簡単な「ミミイカ毛糸」。既製品の鯛サビキ仕掛けの針につけて使うやつです。
  2. ミミイカ毛糸バージョンの鯛サビキ仕掛け全体。針と毛糸が一体になったやつです。

(1)ミミイカ毛糸を作る場合

準備物

ミミイカ毛糸の作成に必要なモノは下記。

  • 毛糸(赤は必須で後は好みで釣れそうだと思うカラーを準備)
  • 裁縫用の糸(ちょっと太め。凧糸でも良いと思います)
  • ハサミ
  • 爪楊枝
  • 歯ブラシやブラシ

毛糸は100円ショップとかにも売ってますし、メルカリなどで短くなったものを詰め合わせで売ってたりします。

ミミイカ毛糸の作り方

ミミイカ毛糸は特に難しい点もなく誰でも簡単に作れるので、鯛サビキに行くなら何種類か準備しときましょう。

毛糸を切る

大体6cm〜7cmぐらいに切ります。完成後に長かったりハサミで切れば良いので、あんまり短くしない方が良いと思います。

ポイント

細い毛糸の場合は1本ではなくて2本ぐらい使うと良いです。

毛糸を結ぶ

切った毛糸を半分ぐらいの長さのところで爪楊枝に挟みます。この状態で、裁縫糸や凧糸で毛糸を結んでいきます。

くるくると3回ぐらい糸を巻きつけてから、しっかりと結びます。団子結びとかで問題ないです。針を刺すコブができれば良いので、糸で結ばずに毛糸自体を上手に結んでコブにできるなら、それでも良いと思います。船宿さんからもらうやつは、糸で結んで無かったです。

毛糸をフサフサにする

千枚通しや歯ブラシなどを使って毛糸をフサフサにしましょう。あんまり思いっきりやり過ぎると、毛糸が抜けてしまうので優しくフサフサにしてあげてください。

ミミイカ毛糸の完成

ミミイカ毛糸の完成。赤は必須で、黒や茶色、緑やオレンジ系などがあると何か釣れそう。

毛糸はちょんがけで使う
毛糸はちょんがけで使う

作ったミミイカ毛糸は↑のような感じで、ちょんがけで使います。バケ皮を付けたままでも良いし、取ってしまっても良いのでその辺は好み。

(2)鯛サビキ仕掛け本体を作る場合

ミミイカ仕様の鯛サビキ仕掛けを自作
ミミイカ仕様の鯛サビキ仕掛けを自作

ミミイカ仕様の鯛サビキ仕掛け本体の自作です。こちらはちょっと手間がかかりますが、回転ビーズを使っているので「糸がらみ」や「糸ヨレ」が既製品より少ないのが個人的には気に入ってます。

準備物

ミミイカ仕様の鯛サビキ仕掛けの自作に必要な準備物は下記。

  • 幹糸(フロロ4号〜5号)
  • ハリス(フロロ3号)
  • 真鯛用の針(1つの仕掛けに5本〜6本:メーカーによるが8号〜9号ぐらい)
  • 回転ビーズ(1つの仕掛けに針数分:Mサイズ)
  • スナップ付きサルカン(1つの仕掛けに2個)

ミミイカ仕様の鯛サビキ仕掛けの作り方

針とハリスを結ぶ
ハリスを結ぶ
ハリスを結ぶ

鯛サビキの枝に必要な本数分の針にハリスを結びます。完成時のハリスの長さを40cmぐらいにしたいので、50cmぐらいに切って用意しておくと、針を結んだり、仕掛け本体に接続すると大体40cmぐらいになります。ちなみに、針数を多くした長い仕掛けでも良いですが、私は6本針で作りました。ハリスは外掛け結びで良いと思います↓

毛糸を針に巻き付ける
針に毛糸を巻き付ける
針に毛糸を巻き付ける

毛糸を針に巻き付けます。ミミイカ毛糸のとこで説明したのと同じ6cm〜7cmぐらいに切って、半分に折り返して糸で結び付けます。裁縫用の少し太い糸でやりましたが、これは細い糸を使った方が巻きやすいです。

セキ糸などでぐるぐる巻きにして、最後にハーフヒッチを3回ぐらい入れたら良いです。最後に糸を巻いた部分に少しだけ接着剤を付けます(ダイソーの100円の接着剤が4本入りで良い感じ)。乾いたら毛糸をフサフサにしておきましょう。接着剤はなくても大丈夫でそうですが一応つけてます。

鯛サビキ仕掛けを組む
鯛サビキ仕掛け図
鯛サビキ仕掛け図

鯛サビキ仕掛け図↑のような形で仕掛けを組んでいきます。幹糸とハリスの結び目のところは回転ビーズを使えばOK。回転ビーズの上下を挟む形で幹糸にエイトノット(八の字結び)しておけば、その位置で固定できます。回転ビーズにハリスを通して、先端をエイトノットで結べば枝針を付けられるので簡単(ビーズを挟む形でビーズギリギリの針側にもエイトノットしておくとハリスが左右に動かないです)。

ちなみに、私は針の間隔を1m、ハリス40cm。6本針で作成しました。これで全長は約6mぐらいです。赤色は必須で、後は好みで黒や茶色やオレンジなど、釣れそうな色の毛糸を入れるとOKです。

赤が良く釣れるので全部赤にしようかと思いますが、やっぱり何色か入れておく方がおすすめ。ミミイカ仕様の鯛サビキ仕掛けの自作で一番大変なのは、針にハリスを結ぶのと、毛糸を結びつける部分。これ以外はそんなに難しくないです。

鯛サビキ仕掛けを自作しよう!

鯛サビキ仕掛けを自作しよう!
鯛サビキ仕掛けを自作しよう!

ということで、自作した鯛サビキで釣れると嬉しいですよ!ミミイカ毛糸なら簡単だしぜひ準備しときましょう。

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