ルミカからアジ、メバル、ロックフィッシュなどライトゲームにおすすめな「エア抜き&ワイヤー 神経絞め」ショートサイズが発売されました。先行して発売されていた大物向けタイプは30cm以上の魚を対象にしているため、神経締め自体のサイズも大きかったので、今回発売された神経締め ショートタイプは小さくて良いですね。またルミカの「神経締め」はニードル部分が中空になっていて、魚の浮袋からのエアー抜き機能も兼ね備えています。浮袋が膨らみ過ぎた魚から直接空気を抜くことで、イケスに入れる場合や魚をリリースする場合にも重宝しますね。せっかく釣った魚は美味しく頂きたいです。神経締めのショートサイズ、購入しようかな。
アジ・メバル・根魚におすすめな「神経絞め」ショートの特徴
- 商品名:神経絞めSHORT(ショート )
- 誰でも簡単に神経絞めができる使いやすい設計
- カラビナ付きで持ち運びにも便利
- ワイヤー直径:1.0mm
- ワイヤー長さ:220mm
- ニードル長さ:50mm
[ルミカ]神経絞めショートの使い方
- ニードルパイプを魚の眉間付近に刺し、頭蓋を貫通させます。貫通したらニードルパイプの先端で神経位置を探ってください。神経に当たると魚に反応がありますのでその位置で固定します。
- ニードルパイプグリップ後方の穴から、神経絞めワイヤーを通してください。神経を通ると暴れたりヒレや尾がピクピクと動きますので魚の状態を確認しながら少しずつワイヤーを奥まで刺してください。暴れている状態で一気にワイヤーを通すと神経を外すことがありますので慎重に行ってください。ワイヤーを奥まで刺し、魚に反応がなくなったら完了です。
なぜ神経絞めをするのか?
魚の身には、筋肉を動かすエネルギー源であるATP( アデノシン三リン酸 ) という栄養成分が含まれています。魚を釣ったままで放置すると、死ぬまでの間にATPが急激に消費されて、すぐに死後硬直が始まってしまいます。魚がバタバタ動けばATPを使うので、脊髄まで完全に殺して、無駄なエネルギーの消費を防ぐのが神経絞めです。
神経絞めをすると、身にたっぷりの栄養成分が残るため、なにも処理しないより美味しく食べられます。しかし、温度管理が適切でないと味は落ちてしまいます。ATPの減少を最小限に抑える温度は5〜8℃が適切とされているので、狙い通りの効果を発揮するには、絞めたあと塩水に浸けず、食品保存用の小袋に入れるなどトータルなケアを行ってください。