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ヤエン用にアジ活かしクーラー(アジ缶)を作ってみた!

アジ活かしクーラーボックス
アジ活かしクーラーボックス

こんにちは。

ずっと使っていたヤエン用のアジ活かしバッカンが水漏れ・・・。ということで、以前より気になっていてアジ活かしクーラー(アジ缶)を作成中。

目的はヤエン釣行中にアジが少しでも長く元気でいてもらうため。そして、元気なアジの方がより大きなイカを連れてきてくれるから(たぶん)

バッカンやクーラー内の海水温がそれほど変化しない時期は良いのですが、夏前の水温が上がりすぎる時期やバッカンを置いているだけで水温が下がる冬など、アジはすぐに弱ってしまうので、なるべく海水の温度変化を減らしてやること。

実際、冬時期に漁港でアジを釣ってきて、ベランダでバッカンに入れて半日ほど泳がせておいていたら、死亡や衰弱するアジが多数発生。エアーポンプは強力だったので、考えられるのは温度変化ぐらい。

それと、アジから出る老廃物によって海水自体が泡だらけ&白濁して汚れてしまうので、頻繁に海水換えが必要になるのですが、水温が低い時期だと水換えによる温度変化自体がアジを弱らせる可能性があります。これを極力減らしたい。

大きくはこの2点を達成することです。

アジ活かしクーラー(アジ缶)に改造!

フリーガー20L
フリーガー20L

一番大元になるアジ活かし用クーラーに改造するクーラーボックスとして選択したのは、シマノ「フリーガ」20Lのライト版。

クーラーボックス自体がバッカンに比べるとやっぱり重たいので、大きすぎると海水を入れた時に持ち運びが重たすぎるし、入る海水が少なすぎると入れられるアジの数が少なくなる、といった点を考慮して容量的なところと、クーラーボックス自体の値段、そして水抜き栓が付いているのでこれを選択。

サイズ感などはバッチリ。概ね満足ですが1点だけシマノ フィクセルに慣れているのもあるからか、フリーガの蓋の開閉がしっくりこない・・・。うーむ、まぁそのうち慣れるか。

※ちなみに、フリーガのライトは全ての面が発泡ポリスチレンなので問題ありませんが、真空パネル面があるクーラーボックスを改造する場合は、真空パネル面に穴を空けないように。

ショルダーベルト付き
ショルダーベルト付き

海水が入ると正直めちゃくちゃ重たい。ショルダーベルト付きで良かった。それでも、先日海水を沢山入れた状態で磯歩きしたら、背中と腰が終わりました・・・。釣りする前に8割元気が持っていかれた(笑)

水抜き栓
水抜き栓

ワンタッチじゃないので少し使いづらいですが、海水量の調整や水の入れ替え時にも水抜き栓もあった方が便利。

アジ活かしクーラー用の改造アイテム達

アジ活かしクーラー改造アイテム
アジ活かしクーラー改造アイテム

クーラーゴム栓(第一精工)

クーラーゴム栓
クーラーゴム栓

第一精工から発売されているクーラーボックス用のゴム栓。付属の棒をコンロで熱してクーラーボックス本体を溶かしながら穴を開けることができます。

このゴム栓を使う予定だったのですが、ゴム部分の長さがクーラーボックスと合わないという誤算。穴を開けるアイテムは使えましたが、ゴム自体は使えなかった(涙)※穴を開けるアイテムは便利だったので良かったですけどね。

穴を空けました
穴を空けました

先程のアイテムでこんな感じで穴を空けました。ドキドキしながら新品のクーラーボックスに穴を2箇所。でも、第一精工のゴム栓のサイズ(長さ)が合わずに下で紹介しているプロックスのブク栓を別途購入。

第一精工とプロックスでは栓の経が違い、ブク栓の方が直径が大きいので、穴あけ棒で数回穴の経に合わせるように拡大。

ブク栓(プロックス)

ブク栓
ブク栓

クラーボックスに穴を空け、そこに挿入することでエアーポンプのチューブが入れられるようになります。エアーポンプ用を引っ掛けるためのホルダーも付いています。ハピソンの金具付きエアポンプだとバッチリ付けられますよ。

ブク栓を装着
ブク栓を装着

クーラーボックスの側面左右にプロックス「ブク栓」を装着。

こんな感じ
こんな感じ

エアーポンプを付けた状態。ブク栓に付属している金具を付けるとエアーポンプ側の金具とぴったり。ただ、グラグラするので↓のマジックテープを貼り付けた方が安定します。

マジクロボンド(シンワ)

マジックテープ
マジックテープ

取り付けたエアーポンプは金具だけだとブラブラしちゃうので、それを固定するためにクーラーボックス側とエアーポンプ背面にそれぞれ貼り付けて使っています。これが良いかまでは分かりませんが、ホームセンターに色々な種類がありましたよ。

プロテインスキマー(アクア工房)

プロテインスキマー
プロテインスキマー
プロテインスキマーの説明
プロテインスキマーの説明

今回の本命アイテム「プロテインスキマー」。ツワモノはペットボトルなどを使用して、これ自体を自作されてる人もいますが、ヘタレなのでそこまではやりませんでした。

熱帯魚用(海水魚)水槽での利用が本来の使い方のようですが、これをクーラーボックスに入れることでアジから出る老廃物を泡と一緒に外に排出してくれます。

活けアジを使ったことがある人はわかりますが、バッカンの中はアジから出た泡だらけになって、時間が経つにつれて海水が汚れ白濁してきます。

これを使うと泡と一緒に海水中の汚れなどが出ていくので、結果バッカン内の水が綺麗な状態に保たれます。(海水に対するアジの量やポンプのエアー量にもよりますが、想像以上に泡や汚れは無くなります(驚)

水中ライトやケミホタル

水中ライト
水中ライト

真っ暗だとアジが暴れて弱りやすいので、クーラーボックス内にぶら下げてあげることでアジが落ち着きます。

キスゴム
キスゴム(吸盤)

水中ライトはキスゴム(吸盤)を使ってクーラーボックス内にぶら下げて使用。電池がそれほど持たないので、ケミホタルのが経済的かも。ちょっと検討中の部分。

デジタル水温計(GEX)

水温計
水温計

デジタル水温計。アジ調達時の水温を維持するのが良さそうなのでクーラーボックス内にキスゴム(吸盤)で貼り付けて使っています。

水流発生装置

水流発生装置
水流発生装置
水流発生装置
水流発生装置

ろ過&水流発生装置。ろ過は特に必要無いのですが、活かしクーラーボックス内に一定の水流を発生させてあげると、アジが水流に向かって泳ぎます。中に入っているろ過用のスポンジ付けてても良さそうですが、洗うのが面倒なので取り除いて使用。クーラーボックス内の角にキスゴム(吸盤)で貼り付けて使用します。

キスゴム(吸盤)でエアーポンプのチューブ整理

キスゴム
キスゴム

クーラーボックス内のエアーポンプからのチューブを整理するために付けています。キスゴム(吸盤)や水流発生装置はホームセンターや熱帯魚屋さんに豊富に取り揃えられていました。

完成!?アジ活かしクーラーボックスはこんな感じ

アジ活かしクーラーボックス(アジ缶)
アジ活かしクーラーボックス(アジ缶)

ほぼ完成したアジ活かしクーラーボックス。実はプロテインスキマーから排出される老廃物を出すための穴が必要なのですが、まだ空けてない状態。

アジ活かしクーラーの内部
アジ活かしクーラーの内部

上から見たところ。プロテインスキマーと水流発生装置、付けてないですが水中ライトが左サイド。右側に水中温度計。とりあえずこんな感じで配置していますが、全て吸盤で付けてあるだけなので実用しながら調整していきます。

左サイド
左サイド

左サイドにプロテインスキマー用のエアーポンプを設置。機種はハピソンのYH-708B。

右サイド
右サイド

右サイドは水流発生装置用のエアーポンプ。機種はYH-735C。

プロテインスキマーと水流発生装置
プロテインスキマーと水流発生装置

プロテインスキマーと水流発生装置。

エアーポンプを2台可動させないといけないので、単一電池が4本必要になります。現状は1本あたり100円以下なので安い、アマゾンの単一電池を使用中。高い電池と比べて支障がある理由でもないので、十分かなと。

スキマー用の穴
スキマー用の穴
反対側
反対側
スキマー
スキマー

コメントに頂いてたスキマー用の穴です。第一精工のゴム栓だとスキマーに付属しているチューブにピッタリです。ただ、私の使用しているクーラーボックスとゴム栓の厚みが違い、写真のように隙間ができてしまうのでシーリングした方が良いですね。

アジ活かしクーラーボックスを動画で撮影してみました。

実際何度か実釣で使っていますが、アジ調達後の移動時に空けた穴から水漏れが若干発生。水の量が多すぎたのと、もう少しシーリングをしっかりやる必要がありそうでした。ちなみに、入れるアジは15匹ぐらいが最適かな〜。20匹入れても問題なさそうですが、ちょっと狭い感じ。何度か使ってるのですが、水中灯はケミホタルが使いやすいので、電池式から変更しています。

※水流発生装置ですが、脱落しやすいので移動中(車や運んでいる時)は、通常のストーンを沈めておく方が良いです。一度、車での移動中に脱落していた事があり、半分ぐらいアジがお亡くなりになりました・・・(涙)お気をつけ下さいませ!

ということで、多少水漏れしても全く問題ないので、トランクタックルトレーを水漏れや汚れ対策に置いとくと安心ですよ。実際これ置いててセーフでした。

後はヤエンで実釣しながら調整していきたいと思います!

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つりにいく

海のルアーフィッシングや船釣りなどを楽しんでいます。気になるタックルや実際に使った釣具インプレなどを掲載しています。関西を中心とした釣行記もアップしています。

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